ミュシャ展への期待



桜が咲いてきました。まだ1分~2分咲きですが、桜並木の散歩道はなんとなく活気を帯びてきました。
東京の桜開花指標となっている靖国神社では、今週末に8分咲きになるようです。とはいえ、また寒くなるらしい。本当に体に良くない気候ですね。私も花粉症と気圧の変化で喉を傷めています。頭痛もします。

りゅうちゃんだけは一人元気。

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跳ぶように歩いてますよ~。




なかなか時間がなくてまだミュシャ展には行けてません。
来週こそは行きたいな~。
2年前、2017年に東京で《スラブ叙事詩》20点を公開と決まった時から、ずっと楽しみにしていました。
2005年にプラハに行ったことがあるのですが、このときは公開されてなくて観られなかったのです。

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《黄道十二宮》

ミュシャと言えば、こういう絵が有名ですが、《スラブ叙事詩》はちょっと趣が異なります。

スラブ叙事詩 No.19
《スラブ叙事詩》 No.19 《スラヴ菩提樹の下で宣誓する青年たち ― スラヴ民族の目覚め ―》

大きさが6m×8mくらいの大きな絵が20点です。ミュシャがニューヨークにいた頃、スメタナ作曲の「わが祖国」を聴いて感銘を受け、それから20年近い歳月をかけて完成させた大作です。ミュシャは、スラブ民族の独立と解放を描いたこの大作を1928年に完成してプラハ市に寄贈しました。しかし、その10年前にチェコスロバキアは共和国として独立しており、ミュシャの作品は時代遅れとなってプラハ市の倉庫に所蔵され、公開されることはありませんでした。
ところが、時代の流れに飲まれ、ミュシャはこの《スラブ叙事詩》の民族主義的メッセージ故にナチスに捕えられます。このとき78歳だったミュシャは、ナチスの尋問に耐えられず体調を崩してしまい、釈放から4か月後に亡くなってしまいます。

プラハに行くと、教会のステンド・グラスや市民会館の壁画など、ミュシャの作品があちこちに見られ、チェコという国がいかにミュシャを誇りに思っているかを感じることができます。パリで活躍した華やかなアール・ヌーヴォーのポスター画家というイメージのミュシャですが、民族の誇りや故国への思いなど、《スラブ叙事詩》はミュシャのまた違った一面を教えてくれる作品です。

私の年齢に近い方ならば、チェコスロバキアで起こった民主化への運動「プラハの春」がワルシャワ条約機構軍(実体はソ連軍)の侵攻によって弾圧されたことを覚えている方もいらっしゃると思います。チェコの民主化を求めてプラハのヴァーツラフ広場に集結した学生たちと、彼等を弾圧するためにその広場に並んだソ連軍戦車の列の映像は強烈でした。
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Wikiより

それから20年後、1989年11月10日にベルリンの壁が崩壊すると、11月17日、プラハでの大規模な反政府デモに端を発した「ビロード革命」と呼ばれる無血革命の成功によって、チェコの民主化が実現されます。
美しい百塔の街プラハの、歴史に翻弄された影の部分です。
このような歴史的推移があるからこそ、現在では《スラブ叙事詩》におけるミュシャのメッセージ性が普遍のものとして再評価されているのかもしれません。
正直に言って、この作品群が初めてチェコを離れ日本で公開されることは驚きでした。このまたとない機会を逃したくありません。
必ず見に行きます!



かつて戦車が並んだヴァーツラフ広場がある大通り
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市民会館
DSC01474プラハ市民会館


毎年「プラハの春」音楽祭が開催されるルドルフィヌム
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ルドルフィヌム内にあるドヴォルザーク・ホール
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後ろ向きの銅像は作曲家のドヴォルザークです。

ミュシャもですが、プラハの街はドヴォルザークとスメタナにゆかりのものでも一杯です。

また行ってみたいな~。


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秋晴れなので上野へGO

昨日は暖かな(というか暑いくらいの)秋晴れでした。
りゅう父と私は久しぶりに美術展に行ってまいりました。

上野の国立博物館で開催中の「平安の秘仏」展です。



私としては、この後に開催される「クラーナハ」展(これ、どうして「クラナッハ」と言わないのかな?)
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とか

「ラスコー展」
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の方が趣味にあってますが....今回はりゅう父にサービスです。
来月はこっちの方にも行って貰うぞ~。

ところで、上野公園には野口英世博士の銅像があるんですね! 今まで何度も行っているのに、最近まで気が付きませんでした(;^_^

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調べたら昭和26年建立だそうです。広い公園なので、なかなか気が付きませんでした。
福島県の猪苗代にある野口英世の生家を子供たちと訪れたのは今から30年近く前の話ですが、銅像を見ながら過ぎし日を思ってなぜか涙ぐんでしまう私...。最近、ほんとに涙もろくなってしまいました。
傍目には、野口博士の銅像に感激している変なおばさんに見えたかもしれませんね。




家に帰れば、
それまで爆睡していたらしいりゅうちゃんが、私の姿を見たとたんに起き上がって水を飲み、ぐ~んと伸びをしながらスタンバイしております。
例によって、「家に帰るなり、散歩」です。

ほんと、お茶の一杯くらい飲んでからにしてくれませんか? と思うけど、
待っていたんだよね~?

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相変わらず、この笑顔に弱いりゅう母です (^_^♪

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若冲展

東京都美術館で1か月限定で開催されていた 「生誕300年記念 若冲展」

2時間待ちとか5時間待ちとかいう噂です。わたくし、東京都美術館に毎月1回は足を運びますがそんな混雑に遭遇したことがありません。そこで、今日は最終日ということですので、上野まで見物に行ってまいりました(近くまで用があって出かけたついで)。

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いや~、ほんとにすごい行列でした。
チケット購入のための行列と、チケット購入後の入館のための行列とで、合計3時間くらいかかりそうです。
上の写真は行列のほんの一部です。入口は左奥のエスカレーターを降りてはるか奥ですし、列の最後尾も右側のはるか彼方でした。私は列には並ばず、下に降りて行って図録の購入と郵送を申込んできただけです(図録は売切のため、6月10日以降に郵送なのだそうです)。
あまり知られていない画家なのかと思っていましたが、なんとなんとすごい人気なので驚きました。
今回はとても無理で見れませんでしたが、いつかまた若冲展があったら、そのときは是非見たいものです。


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「フェルメールとレンブラント展」へ

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昨日は、六本木ヒルズの森アーツセンターで開催中の「フェルメールとレンブラント展」へ行って来ました。
日曜日のせいかとても混んでいました。

フェルメールの《水差しを持つ女》とレンブラントの《ベローナ》が初来日です。
フェルメールのこの絵は、メトロポリタン美術館の所蔵なので前に何度か見ているはずなのですが、もう20年以上前の話。記憶になくて新鮮でした(^^;

以前、朽木ゆり子著『フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) 』を読んで以来、フェルメールと聞くとふらふらと観に行ってしまいます。

これまでに日本の美術展で見たことがあるフェルメールの絵は
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有名な《真珠の首飾りの少女》

他には
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右上から時計周りで《天文学者》、《真珠の首飾り》、《窓辺で手紙を読む女》、《聖プラクセデス》
ただし《聖プラクセデス》はフェルメールの真筆かどうかいまだ論争中で「フェルメールに帰属」とされています(この絵は上野の西洋美術館所蔵です)。
この3年くらいだけでも結構見ることができています。
日本にいるだけでもひょっとしたら生きているうちに全作品踏破できるかも...。.

絵を見た後、同じ52階にあるカフェでランチを食べました。展覧会とのコラボレーション・メニューです。
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フォアグラのハンバーグ! 美味しかった~!

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オランダ木靴風のバゲットがとっても可愛いらしかったです。ただし、パンの中身はくりぬかれています....(^^;

窓際に座ったので、東京タワーを見下ろし、遥か向こうにはスカイツリーも見えました。IMG_0747_convert_20160314073848.jpg

お天気は悪かったのですが、大満足で帰ってきました(*^_^*)

家に帰り、コートを脱いでお茶を入れたとたんに、りゅうちゃんが伸びを始めて水を飲み始めます。
お散歩スタンバイです。
休む間もなく散歩に行ってまいりました。

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今日は珍しく喧嘩を売ってくるわんちゃんに遭遇。
お友達のマッ〇くんともども、悠然とやりすごすりゅうちゃんです。さすが、歳をとって犬的にまるくなりました~。

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カラヴァッジョ展

上野の西洋美術館で3月1日から開催されている「カラヴァッジョ展」にいってきました。

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この絵(《バッカス》)を見てると、美術館に入る気がうせそうです(笑)

今回は、世界初公開となる《法悦のマグダラのマリア》が話題になっています。

カラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」1606年、油彩カンヴァス、107.5×98.0cm、個人蔵
《法悦のマグダラのマリア》1606年
数奇な人生(喧嘩で人を殺してしまい逃亡者生活)を送ったカラヴァッジョが、38歳という短い人生の最後に手元に持っていた3枚の絵のうちの1枚だそうです。

カラヴァッジョという画家はルネサンス美術とバロック美術の橋渡し的な存在です。
上の絵のようなティツイアーノ風の絵を描くかと思えば
ラ・トゥールに影響を与えたり
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《女占い師》
(ラ・トゥールの《いかさま師》を思い起こしちゃう)

レンブラントにも影響を与えました。
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《エマオの晩餐》 1606年

ルネサンスの絵と比べると、光と影のコントラストが強いですね。

来週の土曜日(3/12)には、石鍋真澄さんの講演会もあります。行こうかどうしようか、迷い中。

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りゅう母(Mami)

Author:りゅう母(Mami)

りゅう

お散歩大好き。噛み癖、拾い食い...しつけで飼い主を悩ませていたのも遠い昔話。今では好々爺となった15歳の黒柴犬。

りゅう母(Mami)
還暦を過ぎてから学士入学しての学び直しも2016年に卒業。人生まだまだこれからと思った矢先、家族2人が病気に....。

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